ブルーフォード講演と生姜焼き弁当=6500円

By dachio, 2012年9月30日

ご本人の意向でビル・ブラッフォード改め「ビル・ブルーフォード」の自伝出版記念「講演会」が開かれるという話を聞いたのが2週間前。

チケット代6500円!もプログレファンの話の種、と申し込んだものの実は詐欺なのではとも思っていたところに招待状が届いた。

それでも半信半疑で前日会場に電話までしたりして、当日。
11時開場の前、青山の閑静な街並みに佇む某スタジオの前には、黒ずんだ、いや中年男ばかりの集団が。

11時、地下の会場にご案内。コンクリート打ちっ放しの内装が、この場合は気分をもり立てる。

100人ほどの会場。画像は一部プライバシーに配慮しました。


 

入り口近くを見ると人の良さそうな外人=なんと御本人が気さくに喋っておられるでは!

ここからまもなく講演が始まったのだが、撮影録音禁止なので割愛。40分ほどで、写真を元にイエス、クリムゾン、UK、ジェネシスなど在籍したりプレイしたバンドで使っていた機材、メンバーの思い出などなどを笑いをまじえて語っていた。あれだけクセの強いメンバーたちを渡り歩いてきたからには、相当バランスのとれている人、あるいは達観した人なのではと思っていたけど、予想通り、ブルーフォード氏は「いい人」であった。

質問タイムは「フリップ氏のことをどう思いますか?」と聞こうと手を挙げたがさされずに終わってしまい、食事タイム。

受付のそばのビニール袋を見たときからなんか予感はしていたんだけど、

チラシには「ビュッフェ付き」ってあったよね・・・

しかし出されたのは、タイトル画像の、実売300円ほどと見られる生姜焼き弁当、となぜかグラスワイン。工事現場か。

みんなパイプイスに座って、片手に弁当、片手にワイングラスで食べにくそうに、もくもくと食べていた。

 

サインして、一言二言。これだけで良かったとも思えますよ、そりゃ思うしかないでしょう。

で、サインが終わった人たちも、最後になにかあるんじゃないか、ちょっと演奏してくれたりしちゃったりして、とか期待してみんな待っているんですよ。でもほんとに何も無く終わっちゃったんですよ。

あらためてプログレファンって、リマスターや紙ジャケ商法にこれまで何度も何度もおつきあいしてきたプログレファンって、Mだなぁと思った1日でした。おまけの青山の電柱。

 

 

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